マラソンの給水、給食何がいい? <その2> バナナ、スポドリ、ようかん、コーラ…

前回に続いて、マラソンの給水や給食のはなし。

 

補給の大切さは前回の記事でお伝えした通りですが、ただ世の中にはマラソンを走りつつもその間全く飲まず食わず過ごしてしまうという人も中にはいるようです。

あまりマネをしない方がいいと思いますが、そういうスタイルのランナーさんも現に存在しています。

先日僕は30キロ走を行った際、折り返し地点でラーメンを食べ(汗だくで)コーラを飲んで走行をつづけましたら、お腹が重かった…。
つけ麺の時はちょうど良かったんですが。

 

補給の形って人それぞれ
世間受けしなくても、自分が良ければそれでいい。

よく教科書的に『一回の給水は80cc」とか「羊羹のような固形物は走行中の胃に優しくない」なんていっているのを読んだり聞いたりします。
たぶんその通りだろうし、とても勉強になる。

だけど、それがすべての人に当てはまる訳ではない。

それは今現在の確証のある事例のひとつであるということ、つまり一般論なんですね。
ただ人間は自分が口にするものに関しては強いこだわりや好みがあります

 

そして、そのこだわりや好みを補給に取り入れる補給の一般論をはみ出しちゃうこともある…。

う〜ん…。

でも、いいんじゃない?少しくらいなら!
その方が自分にあっているならね。
他のひとには合わない事もあるかも知れないけれど。

 

ただ、これがレースとなると「無事に完走したい」、「自己新を更新」したいとか言う気持が頭をもたげてくる。
そして失敗したくないから他人に意見を求めたり、無難にいこうとしてしまう。

だけどこれって、自分にとっての本当の答えを見逃してしまうかも知れない。

べつに「リスクにチャレンジしましょう」と言いたいんじゃないんです。
どっちかっていうと「気楽にいこう」って感じ。

 

補給の一般論や栄養学の考え参考にしつつも、トレーニングの段階では好きな物を食べてみる。飲んでみる
そんなんで意外と大丈夫だったりします。
もしダメだったら止めりゃいいんです、練習なんですから。

青梅マラソン出ようかって考えるくらいのひと人(他の大会でもいいんですが…)ならくなら、給水にはスポーツドリンクがいいとか、ブドウ糖どうのとか、クエン酸も摂取した方がいい…とかいうのは大体分かっています。

きっと、好き勝手やってるように見えても大きく間違ったような事はしないものです。
その方が自分らしい補給ができるんじゃないかなぁ。

 

だから長距離トレーニングの途中で小腹が空いてきたら、食べたいものを食べちゃう。好きなだけ。
ジュースの自動販売機に誘惑されたら、あえてのってみる。

好きな物を勝手に飲み食いしていると中には「やっぱ、止めておけばよかった」と思う事って必ずあるんですが反面、おいしくて元気のでる補給食にも出会えます
自分にあった補給食を発見できます。

僕は長時間走るコースの中でよくオロナミンCを飲みます。
これが意外と調子が上がるんです。
調子が上がるのはブドウ糖が入っているおかげなんでしょうけど、自分としては味が好きだからのんでいる。
量もちょうどいいし。
(ドデカミンだとランニング中ではちょっと多い気がする。)

 

でも他のひとには勧めていません。
炭酸が入っているのでラン途中でお腹が痛くなっちゃうといけないし、マラソン大会のエイドでもオロナミンは出てこないでしょう。

あくまでも自分専用の給水メニューです。
一般的ではありませんが…。

給水や給食を科学的に分析していくのはもちろん大事。
決して忘れてはいけない。

だけど、それだけじゃ人間らしい本当の元気はでてこない。
口にするものは美味しくないとつまらいのです。

 

ただ、実際のレースでは好きな物をなんでも持って走るわけにもいかないし、給水所で都合よく出てくるはずもない。

ならばせめて、アメとかチョコぐらいは美味しくって自分が好きなものをポケットに忍ばせておく
給水のドリンクは美味しそうなのもからいただく。

きっとその方が自分に必要なエネルギーを摂取出来て、元気に走っていけますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

マラソンの給水,給食何がいい? <その1> バナナ、スポドリ、ようかん、コーラ…

マラソンランナーにとって給水と給食はまさに死活問題であります。
どんなに日頃のトレーニングで脚力を鍛えても補給でコケたらせっかくの努力も水の泡。

特に市民ランナーはプロの選手と違って完走するまでの時間が長い。
人間は2時間も走り続けていればエネルギーはとっくに使い果たし体内の水分はどんどん失われていく。

マラソン競技というのはよっぽど人でなければ2時間ぽっちで終わるはずが無く、ほとんどの市民ランナーはその倍ぐらいの時間をかけて走りきる。

どこかで、水とエネルギーを補給しなければいけないのです

つまり、脱水とガス欠の問題をクリアーしないとまともにゴールへ辿りつけない、もしくは走行不能となってしまう。

これは僕のような遅ランナーほど補給の重要性が増してくる。
だって、ガス欠前よりもガス欠後の走行時間のほうがずっと長いんですもの。

 

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ところで、競技中に給水や給食がうまくいかないとランナーはどうなってしまうか?

まずは給水から。
とりあえず、のどが乾きますね。
マラソンをしていると体温が上がってどんどん汗をかきますから。
のどが乾いているのにいつまでも給水しないでほっとくと後で大変な事になります。

失神ぐらいはするかもしれない。
他に、足がつる
走行ペースが落ちる

頭痛吐き気めまいふらふらして真っすぐ走れない顔面蒼白などなど…。とても走れたもんじゃない。

つぎに、給食
給食がちゃんとできてないと、ガス欠になります。
とりあえずお腹がすきます。

そして、体に力が入らなくなったり、頭がボーッとしてきたり、足が急に重くなったり、手足がしびれるたり…。
ひどいと失神します。
こんな状態でこの先、10キロも20キロも走れるでしょうか。

爽快に完走するつもりが、大変な苦しみを味わうことになります。
そんなの絶対にいやです。

 

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以前、とあるマラソン大会のレポートでこんなのがありました。
その大会は運営にミスがあって給水所の設置が十分に行われていませんでした。
ある地点まで来ると、それ以降はずっと給水所がない。
すると会場はもう、とんでもない事になってしまったそうです。

リタイヤ選手が続出
コース上には倒れて動けなくなった人、嘔吐する人…。
不調者が多過ぎて救護が間に合わない。
救急車のサイレンが鳴り響く。
とても悲惨な状態であったそうです。

僕ら市民ランナーはプロと違います。
かなり早くても3時間以上は走らないとゴールまで辿りつけない(すっごい速い人は別ですけど)。

途中で補給もなんにもしなければ必ず、脱水症やガス欠状態になります。
一歩間違えれば生き地獄です。

そうならない為にも適切な給水や給食は必須です。

それではレース中、選手はどんなものを飲んだらいいのか?
何を食べるべきか?
それはどんな時に?

でもこれって、一概に言えないものなんです。
個人差もあるし、様々な意見もあるし、その日の体調によっても違うだろうし…

自分にとって何が一番合っているか?
いろいろ試してみるのもいいかも知れない。
経験を積まなきゃ分からない部分もるでしょうし。。。

 

それでは次回は様々な事例をまじえながら、より実践的で現実的なマラソンの給水と給食について考えてみたいと思います。

 

 

 

夏でも走るランナーたち

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マラソンのシーズンは冬期を中心にして10月〜4月頃と言っていいでしょう。
もちろんそのぐらいの気候が走るのに適しているからです。
だから、夏はマラソンを走る人にとってはシーズンオフのはずなんですが、それでも走っている人ってけっこういるものです。

 

僕の知り合いのランナーさんも「この間、走ってたら熱中症になっちゃたよ」なんてことを言っていました。
この暑い中わざわざ走ることもないだろうと思うんですが、当のご本人は「秋の大会が…」とか「脚力がどうの…」なんて言って自分なりに走らなきゃいけない理由があるそうです。

 

さすがサブ3のランナーは意識がちがいます。
僕はぐーたらランナーなので暑い日はお休み。せいぜい早朝のジョグをちょっとやるくらいです。
とはいうものの、雨の日や仕事の都合で走らない日ずうっとが続くとちょっと不安になっちゃいます。このままいくと心と身体になまけ癖がついて染み付いてしまうのではないか、と。
暑さを言い訳にしてランニングをさぼる。正直に言ってそういう気持も無くはないです…。

 

ところで、みんなはこの暑い夏場はどうやって走っているんだろう?

 

そこでご近所ランナーさんやネットで調べてみると、なかなか面白い。
暑いからこそ走り込みにチャレンジしていますという人もいれば、夏期は休業ですという人、合宿に参加する人、日陰の涼しいコースを選んで走るひと、ペースを上げて短時間のトレーニングをする人などいろんなパターンがありました。

 

ちなみに、僕は学生時代にサッカー部にいましたが、今考えると冬でも夏でも同じ練習をしていた気がします。
せいぜい日没の早い時期だけ早く練習が終わるぐらい。ボールが見えなくなっちゃいますので…。それはさておき。

 

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夏場というのはランニングをするにはコンディションの悪い時期であることは確か。
暑いというだけで体力を消耗してしまうし、そんな状態でいつものトレーニングするとなると、自然とオーバーワークとなり無理をすれば体調を崩してしまいます。
だから、夏場は夏用のランニングメニューに変えた方がいいのですね。

 

トレーニングを指導している人たちも「夏はペースを落としてもいい、がんばり過ぎちゃいけない」といいます。
根性で走ってもトレーニングの質はよくならないのだそうです。

 

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先日、9日ぶりに走りに出ました。
雨とか仕事の都合でしばらく走っていませんでした。

 

その日はたまたま仕事がはやく終わったので久しぶりに走るかと,夕方6時ごろ出走。
気温が下がりはじめ、そろそろ丁度いいかなぁ?と思い走りはじめたのですが、とんでもない。
やっぱり暑いのなんのって、体が燃えるようです。体力もどんどん消耗して30分しか走れませんでした。
水を飲んだり汗をふいたりしてもどうしようもありません。
頭もくらくらしてきました。

 

もうやめた…。
ギブアップして家に帰る途中、交差点で信号待ちをしていました。するとその横を、僕より一回りぐらいの年上のお姉さんランナーが颯爽と駆け抜けて行った。
僕よりも速いスピードで。
負けた…。

 

へなちょこランナーにはこの辺が限界です。

 

夏場のランは皆さん、お体に気を付けて。