大福の中に甘く煮た梅が丸ごと一個入っている、梅大福。
これはお土産に大変オススメです。
誰でもおいしく食べられる、万人向けの味ですから。
うちのカミさん
「わたし、梅大福大福すき!」
などと言っておりますが、それはちょっと違う気がする。
あなたが梅大福を好きになっているのではなく、梅大福がみんなから好かれているのだよ、と言いたい(言えないけど)。
梅のさわやかな酸味と上品なあんこの甘さがバランスよく調和されて、かすかな苦みと共に味に深みをあたえる。
僕も梅大福はおいしいとおもいますよ。
人にもすすめているし。
青梅のお土産としては一番と言っていいでしょう。
ただちょっと…。
個人的には。。。
おもしろく無いんです。
優等生すぎて。
おいしくって、個性があって、トレンディな感じもする。
完璧すぎるよ。
絶対、間違いないもんね。
これじゃ、み〜んなに愛されてしまうじゃないか。
スマートで、優しくて、おりこうさんなできすぎくん。
エリート街道まっしぐら。
でもこれじゃ、ドラマにならないんです。
のび太がカッコよかったり、ジャイアンが律儀だったりしたらドラえもんの出番が無くなっちゃうじゃないか。
ん?ドラマなんぞいらない?
普通においしいほうがいい?
そうか…。
それが現実の世界、世の倣いというもの。
となれば、やはりイチオシは梅大福。
青梅のおみやげにもってこいです。
間違いない。
きっと、みんな「おいしいね」って言ってくれる。
僕だって一度は食べてみて、って気持はあります。
ただ、2度目、3度目となるとあんまり語ること無くなっちゃうんですよね。
最初から完璧なんで。梅大福は。
いじりたくても取り付く島がない、文句のつけようが無い。
まぁ、だからこそ一番のオススメなんですけど。。。