食べる青梅マラソン、今回ご紹介するのはこちら↓
「とうふ工房ゆう」さん。
僕は青梅マラソンのネタ集めに来るときには、度々こちらのお店でお買い物をしています。
場所は青梅街道沿いにあり、都立多摩高から青梅市街に向けて100mぐらい。
ソフトクリームの模型が設置されて、あか抜けた店構えはまるでスイーツ屋さんのようです。
でも、中はお豆腐屋さん。
ところで、お豆腐屋さんが作るソフトクリームといかに。
食べた事ありますか?
豆乳ソフト。
牛乳のソフトクリームとはちょっと違うんです。
お味の方は、お豆腐の味のするソフトクリーム(つまらん説明だ)。
牛乳のソフトクリームとお豆腐の中間みたいな味(さらにつまらない)。
…え〜とですねぇ、ただ豆腐の風味がするソフトクリームって言うんじゃなくてコクのある味わいっていうのかなぁ。
清里なんかで食べるソフトクリームはこってりした感じですけど、「ゆう」のソフトはコクがあるです。
コクがあって上品な味。
高級レストランに出て来る食後のデザートみたいな味。
セレブ様が好きそうな味?
レジャー牧場のコテコテ、ギラギラなソフトとはちがった世界。
甘さはスッキリしているんだけど、コクがあるんでしっかりと食べ応えがある。
そこが豆乳ソフトの持ち味なんでしょうね。
そもそも、豆腐ってそういう食べ物だと思いませんか?
おなじタンパク質でも、肉や魚とちがって重たい味がしない。
そして、高級なお豆腐ならご馳走的な味わいもちゃんと楽しめる。
だから、こちらの豆乳ソフトはきっといい豆乳を使っているにちがいない!
さて、せっかくお豆腐屋さんに来たのですからノーマルのお豆腐もいただいていきましょう。
見た目は至ってふつう。
いまはやりのサーフィンボードの形しているとか、可愛いキャラクターが描いてあるとかはナシ。
で、今日はきぬごし豆腐を買って来ました。
うまいんだ〜、これが。
僕は「とうふ工房ゆう」さんのファンです。
何が素晴らしいかって言うと、「ゆう」の豆腐は家族に買って帰っても文句も言わずに食ってくれる。
こんにゃくとか、おまんじゅうを買っていくといい顔しない連中でも「ゆう」の豆腐はだまって文句も言わず食ってくれるんです。
こんにゃくやおまんじゅうだって美味しいのにさ。
すっげー、うまいのにさ。
なんでだYO!と思いながら、半分以上は自分一人で食べる。
だけど「ゆう」の豆腐はみんなで食べる。
おいしいことはもちろんなんでけれど、人に嫌われない味なんでしょうか。
もっとも、豆腐を嫌がる人も少ないと思いますが…。
「ゆう」の豆腐は味も食感もどっしりしている。
濃い感じがじます。
大豆の味と香りが濃い。
それに、お箸でつまんでもペナペナしていません。
冷や奴で食べるときはお塩で味付けするといいでしょう。
大豆の甘味を感じるにはお醤油よりお塩の方がいいんです。
個人的には湯豆腐がおすすめです。
湯豆腐ってSAKEのつまみか、料理の脇役みたいな感じもするけど、
「ゆう」のお豆腐ならセンターでいけます。
ぽんずとお醤油を半々でミックスしたので味付けすると、お口の中でとんでもなくうまみが増していくんです。
お安いお豆腐だと、そうはいきません。
たかだか200円かそこらで、こんなに幸せな気分になれるなんて本当に素晴らしいと思います。