普段ちょっと一息入れる時、どんなものを飲みますか?
コーヒー?
紅茶?
ココア?
コーラ?
もし「なんでもOK」というのでしたら、「レモンティー」はいかかがでしょうか?
風邪に効きますから。
一日のうちに何度かお茶をするタイミングがあるとおもいますが、そんな時にレモンティー飲めば、その度に風邪を予防することができます。
レモンティーに入っているレモンには、ご存じのビタミンCが含まれています。
このビタミンCには喉や鼻の粘膜を強くしてくれる働きがあります。
ビタミンCは体内のコラーゲンと結合することで、粘膜にしっかりとした潤いを保ちウィルスや細菌の侵入を防ぎます。
粘膜が弱いとウィルスや細菌を捕まえきれなくて、どんどん入られて困りますので
潤いのある強い粘膜が必要なのです。
喉や鼻は風邪の最初の入口ですから、ここからしっかりと防いでいきましょう。
あと、ビタミンCには強い抗酸化作用があります。
これは体内に入り込んだウィルスや細菌と闘う免疫細胞の働きをサポートしてくれ、結果的に免疫力アップにつながって来るのです。
免疫力アップ=風邪に強い、ということ。
「風邪にはビタミンCが効く」とはよく聞きますが、二重の構えで抵抗力を上げているワケですから、そりゃ効果的でしょう。
ビタミンCって錠剤のサプリメントをドラッグストアなどでよく見かけますよね。
あれはあれで確かに便利なんですけど、ビタミンCの吸収率はレモン果汁に比べると半分ぐらいしかないそうです。
もちょっと贅沢をいうと、瓶入りのレモン果汁よりも生レモンのほうがビタミンCの量が多いとのこと。
理想は生レモンのビタミンC。
なんだけど、それはちょっと…めんどくさい。
いちいちレモン切っていられないから。。。
つぎに紅茶。
紅茶にかぎらず、お茶と名のつくものにはカテキンという成分が入っています。
緑茶カテキンとか聞いた事ありますでしょ?
で、そのカテキンには殺菌、抗菌の作用があります。
つまり、紅茶を飲むたびに喉やお口の中を消毒しているのようなもの。
一日に何度も消毒されては、さすがのウィルスも困るでしょう。
カテキンというのはポリフェノールの一種であって、
ポリフェノールには抗酸化作用があります。
「抗酸化作用」はさっき、レモンのところでも出て来ましたよね。
ビタミンCの働きによるものです。
そして、紅茶でも「抗酸化」。
レモンと紅茶のダブルの抗酸化作用で、さらなる免疫力のアップなのです。
やったぜっ!!!
このようにしてレモンティーは、
消毒 → 粘膜の強化 → 免疫力アップ というように、3重の構えで風邪を防いでくれるのです。
いやぁ、素晴らしいですね「レモンティー」。
そして、このレモンティーにはちみつを入れると、更なるパワーアップになります。
はちみつには強い殺菌作用があります。
つまり、はちみつを入れる事で消毒力がもっと強力になるのですね。
ちなみに、口内炎が出来た時に患部にはちみつを塗って消毒すると、
治るのが早まります。
(ただ、塗った瞬間はかなり痛いんですけど。)
レモンティーと言えば、マラソンランナーにとってもご縁のある飲みのもです。
紅茶は脂肪の燃焼を促進して、レモンのクエン酸は疲労を回復する、
はちみつは吸収のよい、エネルギー源。
マラソン大会のスペシャルドリンクとして、レモンティーを活用しているランナーさんよくみかけます。
でも、競技中にのみ過ぎないように気をつけてください。
カフェインの利尿作用でおトイレに行きたくなると、こまりますからね。