風邪をひいて食欲がない…
注意していたつもりが、つい風邪をひいてしまった。
気がつけば声は変だし、食欲も無い。
そんな時は…無理をしないで、仕事も早く切り上げて(←できれば)お家に帰ってさっさと寝る。
これが一番です。
食欲が落ちているという時点で、風邪はすでにだいぶ進行しています。
ごはんを食べる「気力」も無いわけですから。
かといって全くの空きっ腹では元気は出てきません。
少しは何かを食べた方がいいんです。
それこそ「水ぐらいしか飲めない」状態であったら
「白おかゆ」を食べるしかないんですが、まだ少しは食欲がある、
ちょっとなら食べられるようでしたら「湯豆腐」がおすすめです。
殺菌+免疫力+胃腸に優しい
湯豆腐だったら食欲が落ちてもさっぱりと食べれるし、身体も温まる。 そんなふうに言うと、仕方がなく湯豆腐を食べてるような感じがしちゃいますね。
でも、そう言うつもじゃないんです。
このタイミングだからこそ、湯豆腐がいいんです。
食欲が落ちるということは胃腸も元気を失っているということですから、食べるんだったら消化のよい食事がいいですよね。
そしてさらに、風邪に効果があるのならもっといい。
そこで、湯豆腐なのです。
湯豆腐はもちろん消化がいい。
しかも湯豆腐は熱いので,噛まずに丸呑みなんてできない。
だから、もともと柔らかいものをさらに噛んで食べる事になります。
もう、食べているの飲んでいるのか分からないくらいですよね。
もちろん、身体も温まる。
身体が温まればそれだけで免疫力アップです。
そして豆腐といえばタンパク質です。
タンパク質は免疫効果をアップしてくれる栄養素です。
免疫細胞はタンパク質でできていますので。
湯豆腐をポン酢で味付けする人も多いと思いますが、コレがまた風邪に効くんです。
ポン酢の酢には殺菌作用がありますから。
食べる消毒です。
そして、ポン酢は食欲の増進、消化の促進をして風邪で元気を失った胃腸をサポートしてくれます。
おまけに酢には疲労回復の効果までありますから、尚更良いわけです。
薬味は風邪の特効薬
それと、薬味の存在も大切なんです。
湯豆腐の薬味。
生姜、長ネギ、もみじおろし…。
どれを選んでもみ〜んな風邪に効きそうでしょ?
とりあえず全部殺菌効果があります。
しかも、かなり強めです。
殺菌以外には身体を温めたり、抵抗力を高めたり、免疫効果をサポートしたり…。
湯豆腐に合わせる薬味は風邪の特効薬なのです。
個人的にはもみじおろしは欠かせないと思います。
ポン酢ともみじおろしは相性がいいですからね。
大根の殺菌力と唐辛子の免疫効果。
そして何よりも美味しいです、この組み合わせ。
そう思いませんか?
風邪の話とはちょっとずれますが、湯豆腐するときはやや高級め(といっても¥200ぐらいのやつ)のお豆腐を使うと、これがまた美味いんです。
湯豆腐食べてパワーアップ
湯豆腐ってランナーの立場から見てもオイしい食事。
お豆腐は高タンパクな食品なのでランナーの身体づくりにとても役立ちます。
トレーニング + タンパク質 = 筋力アップなのです。
特にランニング後にタンパク質を摂ると直に効きます。
この場合湯豆腐に豚肉をいれるとさらに良いのです。
豚肉のビタミンB1タンパク質の吸収をサポートしてくれるからです。