先日、ウェーブライダー20を履いて横田基地のハーフマラソン「フロストバイト」参戦してきました。
馴れないコースを走る時は何かと足にストレスを感じるものですが、ウェーブライダー20のおかげで足下だけは快調でした!
練習不足でも、難なく完走。
ウェーブライダーに助けられました。。。
ウェーブライダー20を履き始めてから100km以上は走ったところで、再びレポートします。
長時間履いて気付いた事や、他のシューズとの比較などについてお送りしますね。
100km走行後の感想
2時間以降もテンポよく走れる
ウェーブライダー20は長時間走っても、比較的ペースが落ちにくい様に感じます。
今持っている他のシューズでは長く走ると、疲労したなりにストライドが狭くなったり、ピッチが遅くなったりしますが
ウェーブライダーだとその落差が小さいと思います。
これは、柔らかく弾むようなシューズのクッション性が、蹴り出す足の動作をサポートして、動きを楽にしているからなのでしょうね
。
だから、体が疲労してもリズムよく走り続ける事ができます。
特に2時間以上走るとその差を感じます。
長い時間でも、足さえ回していればポンポン前に進む事が出来ますから。
耐久性
まだ、履き潰すほどの距離は走っていませんが、耐久性は高いと思います。
100km走った時点ではアッパーの伸びも感じられず、ソールのクッション性にも
変化はナシ。
個人的にうれしいのは、アウトソールの踵の部分が減りにくいところ。
僕はヒールストライクで走りますので、踵の消耗が早いのですが
ウェーブライダー20は今のところ、まだまだ余裕があります。
100km位の距離ではどんなシューズでも耐久性で根を上げる様な事はないのですが、少々のヘタリ感は出て来ます。
それに比べると、ウェーブライダーは未だに新品時のしゃきっとした雰囲気が残っていて「ずいぶん頑丈な靴だなぁ」
という印象を持ちます。
他のシューズとの比較
ウェーブライダーにどっぷり浸かっていると、馴れきってシューズの特徴が分からなくなってしまいますので、他のシューズと比較してみます。

GT2000ニューヨーク5との比較
ニューヨーク5もウェーブライダー20も共にサブ5向けのシューズなので
どっちかを履いたら早く走れるって事もないのですが、
キャラクターはそれぞれ違います。
ニューヨーク5は安定志向な個性のシューズで、落ち着いた走行感と優しい履き心地が特徴です。
これに対して、ウェーブライダーは躍動感のあるウキウキする様な走行感とバウンド感のある楽しい履き心地。
あと、両者ともソールの柔らかいシューズなんですが雰囲気がちょっと違います。
ニューヨーク5が、ふんわりとしたスポンジの様な柔らかさだとすると
ウェーブライダー20は、しなやかなバネの様な柔らかさです。
サイズ感はほぼ一緒ですね。
ウェーブで26cmが丁度いい人は、ニューヨークでも26cmがいいでしょう。
横幅の広さも大体同じだと思います。
どっちかが細くて、どっちかが太いって事は無いです。
ラッシュアップ2との比較
ラッシュアップ2は陸上部でトレーニングしている様な人たちが履く
本格的なランニングシューズです。
これに対し、ウェーブライダー20はゆったりホンワカした一般ランナー向けのシューズ。
普段からウェーブライダー20に履き馴れていると、ラッシュアップ2はめっちゃスパルタンに感じ「こんなに硬いシューズで走っていいのか?」
と感じるほどです。
ソールはカチカチに硬いし、シューズ内には隙間が無くぴちぴちに足にフィットする。
なんだか、すぐにヒザが痛くなりそう。
ウェーブライダーとは全く逆の性格です。
着地の時の衝撃を優しくいなしてくれるだとか、蹴り足を御丁寧に下から押し返してくれるだとか、そういった気の利いたサービスは一切なし。
ラッシュアップ2に比べると、ウェーブライダー20がいかに親切で優しいシューズなのかがよく分かります。
至れり尽くせりで、ある意味贅沢過ぎるシューズ。
ところで、そんなストイックでスパルタンなラッシュアップ2で走ってみると…
最初は「うわー、ぜんぜんクッションがないぞ〜」
なんて感じるのですが、
10分も走るとだんだん馴れて来て、終いには「軽くて走りやすいな〜」
なんて、思えるようになるのです。
今の世の中、マラソンをやる人は普通にウェーブライダーやニューヨークみたいに
リッチなクッション性のシューズを履きます。
しかし、それは絶対に必要かと言うと、そうでも無いような気もするのです。
そこまで良いシューズで無くても、ランニングは楽しめるようです(ヒザへの負担ご自身で調整してみて下さい)。
しかし、一度贅沢な味を知ってしまうとそこから抜け出せなくなる、というのも
事実なのでして…。
ラッシュアップみたいなシューズを履くと、あらためてウェーブライダー20
の良さが実感出来ます。