大量の太麺にゴテゴテの豚骨スープ。
見る者を圧倒する、大量に盛られたゆで野菜。。。
そんな「G系」のラーメン店が青梅もあります。
河辺にある「立川マシマシ秘密工場」です。
僕は人に勝てるほどの大食い人間ではないので、
G系のお店に行く時はいつもドキドキしています。
「ちゃんと最後まで完食できるだろうか?」と
心配しちゃう。。。
この日、マシマシ工場にに着いたのは午後2時30分。
お昼過ぎの中途半端な時間帯だったので「空いてるかな〜」
と期待しつつお店を覗くと…、満席でした(店外の行列はナシ)。
そこで、外のベンチでしばらく待ち、5分位経過した所で、先着したお客さんとの入れ替えで、店内に入ります。
そして、お店の中で券売機で食券を購入して席につきます。
マシマシ工場は他のG系店と同じく、カウンターのみのお店です。
お客さんは男ばっかり…。
今回は中ラーメンとブタ増し(+¥150)を注文しました。
ブタ増し…食べきれるかなぁ?
カウンターの中から女性店員さんがテキパキと接客してくれます。
盛りつけ前に、ヤサイ増しとかニンニク入れますか?とか
細かな注文を聞いてから配膳です。
さて、僕の順番が回ってきました。
「ニンニク入れて、アブラ増しでお願いします…」。
そして、やってきましたよ。こいつです。↓
中ラーメン、ブタ増し、アブラ増し、ニンニク入り。
ヤサイの上にかかっているドロっとした物体はアブラです。
どんぶりの端っこには刻みニンニクの塊が。。。
ヤバいな、こりゃ。
では、いただきます。
G系の一口目は「やさい」からです。
麺やスープはその下に埋もれていますから、とりあえずやさいを食べて
減らさないとそこまで行き着けません。
正直に言ってやさいを半分ぐらい食べる頃には
それなりに、お腹が満たされてしまいます。
アブラがガツンと効いていますから。
あ、そうだ!
今日はブタ増ししてあったんだ…。
ヤサイの下からブタをほじくり出します。↓
この肉の塊、、、
見た目は武骨なんですが、けっこう美味しいんです。
肉のうまみを逃がさず、口の中でホロホロとほどけるように炊いてあります。
肉好きだったら手を叩いて喜ぶでしょうね。
脂身が多いのでトロっとした舌触りが気持いい。
ブタを3コ食べたところで「ごちそうさま」と
言いたくなりましたが、まだ麺がほぼ手つかず。
中ラーメンは麺が300gありますから、なかなか手強い。
太くて硬い麺をほおばります。
すするって言うか、ほおばる感じ。
お味の方は、、、
たぶん、おいしいんだと思うんですが
この時点では既に精神的な余裕を失っているので
味わうとか、楽しむといった
そういうお上品な事は言ってられなくなります。
それでも一応、どんな味か知ろうと努力はしてみます。
たぶん、おいしいんだと思います。
胡椒を少しふりかけると小麦の甘い香りが引き立ちますから
質の良い麺なのだろうなぁ、とは思うです。
そして、麺がまだ半分ぐらい残っている。。。
僕のとなりの席ではスーツ姿の男性が座っていましたが、
さっきから食べる手が止まっています。
水をちびちび飲みながら、目線は動きを失って
ぼーっと何かを見つめている。
どんぶりをチラ見すると、麺とヤサイが1/3づつ残っていました。
僕は心の中で「残すんじゃないぞ、あんた何の為にマシマシ工場に来たんだ?」
と言っています。
そうかと思えば、逆となりに座っていたお客さんは
ズバズバとラーメンを吸い込んで
あっと言う間に完食していきました。。。
僕は必死になって麺とヤサイを口に運び、水をお替わりしながら
やっとの思いで完食を果たします。
麺だけなら、これくらいの量は楽勝なんですが
これに、山盛りヤサイとブタ増し、アブラ増しが加わると
かなりの大仕事となります。
マシマシ工場にはラーメン以外にも「つけ麺」とか「焼肉重」とか「マシライス」
などのメニューがあり、
それぞれにスペシャルなトッピングが用意されています。
マシマシは独自のメニュー構成と特殊なトッピングシステムなので
僕はまだ全体を把握しきれていませんが、
お店に来るお客さん達は思い思いに、
お好みの組み合わせでマシマシを堪能しているようでした。
背後にまわって、
皆さんがどんな料理を注文しているのか見てみたい気持になります。
マシマシ工場で一度食事をすると
その後、9時間ぐらいはお腹が空きません。
焼肉食べ放題と同じくらいの持続力があります。。。